2023.03.19 20:55初蝶最多の当選回数を誇るあの御仁がついに始動と聞かば浮足も立つに、背広とて消耗著しく折り目薄れるどころかボタンまで。修理を頼めど妻のそっけない返事に腰を上げるは思春期の娘。どこからか裁縫具を取り出してものの数分で。初蝶やほつれ直せる女に育つ、と親バカの一句を詠んだ。季語は「初蝶」。単なる「延伸」では心に響かぬ。たかが六キロ、されど六キロ、その...
2023.03.14 20:55薄笑次世代を担う若者たちの演奏を聴くのがささやかな愉しみの一つ。突然の体調不良にて代役に立ちし指揮者。経験の不足を補って余りあるあの勢いこそ若者の特権であって、その魅力を引き出さんと不恰好ながらも必死に棒を振る指揮者と呼応する生徒たち。人を動かすは選挙も同じ、そこを余すことなく引き出した代役に拍手。んな演奏会にてかけられしひと言、「余裕だね」...
2023.03.09 20:55木鶏区の名が地名か、地名が区の名か。名の由来こそ知れども上下の意まで詳しからず。「下(しも)」などといわば。事実、中心駅に近きは「上」なれど、「下」に名所旧跡、大物の居住多く。周辺の開発後も残りし立派な旧家。その邸内に隠れ家的なカフェが開設されて。店主はじめ店員が笑顔で迎えて下さるばかりか料理も絶品。久々に地元で過ごす一日。優雅なランチを目当...
2023.03.04 20:55中継視聴率こそ知らぬまでも巷の反応を見るに。質問台に立つ以上、いや、その「枠」に映り込むに自らを誇示せんとの欲は否定せぬ。が、そこを意識するあまり本分を忘れては。画面向こうに感じる視線。オレを見てくれオーラがハンパなく。目線ならぬ顔全体、いや、上半身だけがカメラを向く、向き「続ける」はものすごく不自然とか。「いた」という口コミで十分。むしろウ...