2019.01.29 20:55鶴見「重箱を棚に納めて女正月」とはY子さんの句。正月に追われた女性たちが休めるのがこの頃だそうで十五日をそう呼ぶ。十五日といえば成人式。今や国民の休日なんたらで日が動くからその日に限らんのだけれども式を終えて夜に繰り出す彼女たちを「夜に晴れ着捨つとも目立つ新成人」と詠んだ。恒例の新年俳句大会に向けて作品集が届く。五句選句の上、天賞を添えて当日...
2019.01.24 20:55電柱「読書」に忙殺されている。などと言わば随分と時間の余裕があるんだナと思われるかもしれんけど、「読書」と申しても「書物を読む」ならず、「読んで」「書いて」と。「読む」は趣味、分野問わずあれもこれもと欲のままに溜め込んだものの、移動途中位では追いつかず。「書く」も本稿のみならず、舞い込む依頼に凡夫の非礼を詫びつつ、拙い文章を添えて御返事申し上...
2019.01.19 20:55神父露骨な表現は品位に欠けると知ってか用いられる婉曲「別な役職」。過去の例に倣えば最大会派の団長の次なる鉢は...。勿論、純粋なねぎらいもあれば、冷やかしというかチラつかせてこちらの反応を窺っているように見えなくもなく、そのへん不思議と分かるもの。合戦の勝敗、当落すらおぼつかんのに先のこと言わば鬼が笑う、我が世の春が終われば一丁上がりなんて陰...
2019.01.14 20:55眼鏡三時間待ちの三分診療と揶揄される世界、それでいてミイラ取りがミイラというか別な御荷物を背負わされてはかなわぬ。よほどの不摂生でも無い限りは本来備えている免疫力に寝れば翌日には...。されど、医師から処方されるクスリってのは市販薬に比べて不思議と効くんだよナ。良医とは何ぞや。Tさんによれば機械的な診察ならぬ患者に寄り添う、つまりは話を聞いて...
2019.01.09 20:55県議週刊誌の年始定番「大予測」に並ぶ今年の目玉は元号改正、参院選、消費増税だそうで、おらが統一選なんて所詮は足軽の...。されど、目にせぬ国会議員よりもそこにいる市会議員のほうがネタに適するらしく囁かれる下馬評に罵詈雑言の数々。「まだ、やるのか?」の引退勧告に「オレが代わりに」と鼻息荒いN君。地元の御大尽なんぞまで「ぼちぼち私も市会議員でもや...
2019.01.04 20:55M鮨「ほんとに来ぬのか?」、そこには仲間としての連帯感以上に逆説的な意味合い、つまりはセンセイを呼び出す力の誇示的な要素が多分に含まれている気がせんでもないのだけれどもやんごとなき事情にて非礼を詫びつつ欠席となった。地元のM鮨にて催された恒例の忘年会。疎外感の払拭とか店主への挨拶以上に喰いそびれた損を取り戻すべく翌日にくぐったのれん。「居らぬ...