熨斗

格好の獲物ながら尻尾を掴ませぬ不思議。会合こそ命、彼らの票への飽くなき執念を侮ってはならぬ。この期に及んで自ら好んで接触を断つなんて芸当は...。あくまでも「任意」、らしき症状あれどいづれ治る、と。あくまでも推測の話。

検査と申してもその瞬間の「潔白」を証明するもので、後を「保証」するものにあらず。いや、それとて厳密を期せば「潔白」とまでは言い難く。受入先の確保に患者の追跡を担うは自治体の役割。限られる人手に安からぬ費用、やみくもな拡大は無意味と申さぬも。魔女狩り進む風潮は好結果を生むようには見えず。

残されし伝言は手術への不安。担当医を説得して欲しいと言わんばかりの内容も既に入院、と身内に聞いた。御子息に経緯を話せば、「せねば死あるのみ、父を殺す気か」とにべもなく。術後の回復も寄る年波に勝てず老衰にて帰らぬ人に。あと一日早ければ、医師の判断を覆らせるに及ばぬも不安を和らげる位は役に立てたかもしれぬ、とこぼせば、当人はあの一件を大変喜んでおられたと。

やがて相続で手放さざるを得ぬならばいっそ里山緑地として。特別緑地保全地区の指定を受けるに仲介を頼まれただけなのだけれども担当が積極的に応じてくれてトントン拍子に話が進み。市の担当者も随分と満足気な様子だった、と言いかけて隣のKさんが口を挟んだ。内心は逆、負担軽く、手間少ないに限る、が本音ではないかと。

封鎖されし私道を巡り、近隣住民が地権者を提訴。市が土地を取得して拡幅することで決着がついたとの記事を見かけた。私有地にて当然の権利なれど、不都合が生ぜし通行人の声に悪役に仕立てられる地主。そんな偏屈モノの地権者ばかりではあるまいに。ということで今日は私道の話。

いつぞやに抜け道として利用されていた階段の移管話が浮上。誰しもが公道と信じて疑わぬその階段通路は私有地だそうで、市への移管の意向あれども「階段」というただその一点を以て認めぬと、そんなバカな話あるかっ、地形上、道を通すにはそうせざるを得なかっただけの話ではないか、と詰問すれば、「要綱」がそうなっていると。おい、冗談も休み休み言え、不都合あらば直すが仕事でしょうに。公の場に指摘して決着を見た(平成23年 第3回定例会-07月05日-08号)。

そんな移管話は枚挙に暇なく。事前の相談においては市が所有する既存の物件並みの手入れなくば受取れぬ、そこまでの水準に手を施した上で本申請に進むべし。そりゃ市の言い分とて分からんでもないが、半ば公道と化しとる私有地の金銭的な対価を求められるなら兎も角も無償譲渡とあらば何も言わずに...いや、それは大袈裟にせよ、献上品を申し出た相手に熨斗(のし)が付いておらんではないかと突き返すような仕打ちは官尊民卑の最たるもの。

物理的な面のみならず、その道路がどれだけの方に利用されているか、公益性に鑑みた対応が図られればそこに充てられる税金は十分に説明が付くものではないか。移管はその後の維持を請け負う現場の意向が大きく左右すると聞いた。この前、別件で訪ねた折にY口所長もこのブログを読んでるって言ってたからきっと...。

(令和2年7月30日/2585回)

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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