ヘソ下

機を見るに敏なM兄より「不倫大丈夫か?」とメールが届いた。「御心配には及びませぬ」では偽善者然としていて芸が無い。ヘソ下の醜聞を好むはモテぬ男の嫉妬心とばかりに「美人だったらすみません」と返信してみたものの...そこで途絶えた。あるなしは聞かぬが仏不倫かな。閑話休題。
さて、予定如きを秘書に委ねるなど言語道断と公言して憚らなかったはずが。梁山泊、否、最大会派の団長に三委員会の長を兼ねる身、兎にも角にも時間の都合を、と四方向から攻められて手帳の空白が足りぬ。忘れぬようにと時間と内容を記した小さい紙片を渡されても手帳に挟んで紛失するのがオチ、朝から夜まで逃げぬからまずは内部で時間の調整をして...と事務方には伝えてあるのだけれどもそんな煩わしさはまっぴら御免と出たとこ勝負で押し寄せる御進講に苛立ち隠しきれぬらしく。
バカ面の寝顔同様に自らの表情は見えんけど恐る恐るの呼び声に露骨に怪訝そうな顔を見せてやいまいかと。まぁ向こうとて報告をしたという事実こそが大事であって、エラいセンセイ方から御助言を承るなんてのは二の次どころか露ほどにも...実際は知らぬ。こちとら次があるからと手短に終わらせてしまうことが少なくないのだけれどもそれでもやはりどうにも腑に落ちぬというか看過出来ぬ事案もあったりして。
いつぞやの年金機構の個人情報流出。その後、国が自治体に再発防止を指示。自治体間の格差を防ぎつつ、状況を容易に把握すべく、そんな勝手な都合も隠れているんだろうけど都道府県がやるから傘下の自治体はそれを利用するようにと「クラウド」の指針が示された。「クラウド」とは何ぞやという話なんだけど、平たく申し上げればインターネット上で複写というか仮想のページを閲覧させることによりウイルスへの感染を防ぐ仕組み。
ということで、国の通達に従い、本市も県に指示された業者と委託契約を結んだものの使い勝手が「あまりに」悪く、その一部機能を本市独自に構築すべく...というか「する」のだとか。まぁあまり同業者の欠陥は言わぬ世界ながら資料に辛辣な表現が並ぶところを見るに相当腹に据えかねたか。要約すれば「クラウド」の操作性に欠陥があって、事務処理に時間を要することから庁内に改善要望多し。システム障害による遮断が幾度かあって迅速な復旧に難あり。
それでいて年間4億2千万円の負担は納得しがたいというもの。ちなみに今年度は年度途中からの契約にて約3億円也。そりゃそうだよナ、傘下の自治体が無条件に契約することが保証されればおざなりになるのも当然で元々の設計と開発が杜撰だったのではないかと疑念が生ずる訳で、そのへんの事情聴取をするにせよ相手が県とあっては。が、本市とて国県の意向などと遁辞を弄して涼しい顔をしていられるものでもなく。本市独自のシステムに要する経費、契約変更に伴う違約金、その後の負担金の扱いについては県と協議中だとか。
おい、何でそんな重要な話が勝手に進んどるのか、これまでの詳細な経緯を説明してもらわねば...と。
(平成29年11月20日/2394回)

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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