メモ

結論は同じでも「センセイが決めた」という事実こそ大事。新庁舎建設に伴う本会議場の配置案が三つ。現行はセンセイと市長を筆頭とする理事者側が対峙して、理事者側の真ん中に数段高い議長席。おらがセンセイの背中を押すかの如く背後に傍聴席があって役所側に睨みを利かす。が、肝心のおらが代表のセンセイは背中と後頭部しか見えず、最後尾ともなれば覗き込まねば後頭部どころか姿形も見えん訳でよもや居眠りなど...。「一部の」センセイ方にはそのほうが好都合だったりもするんだろうけど、示された対案は傍聴席が両陣の真横にあった。
目の開閉位の動機であれば傍聴席に然したる興味も無いけれど、現行は市長、副市長を除く理事者側の机が随分と狭い。「議員側の都合ばかり申し上げるが、こちらと違って(理事者側は)途中退席など許されぬからそのへん御手盛りの批判を招かぬ程度に利用勝手を改善するように」と度量の広さを示してみたものの、「既に広めにとってあります」と役所側。おい、こちらのメンツをつぶすな。
そう、席次といえば常任委員会は若干異なっていて、正副委員長が上座に陣取り、理事者側から報告を受ける形で対峙する。各会派の委員はその両脇にズラリと並ぶ、つまりは全体にロの字型の配置になるんだけど、ネット中継用のカメラは部屋の後部から正副委員長に焦点が当てられていて、理事者などは背後からゆえ表情などは見えず、両脇のセンセイ方とて死角が生まれるから姿勢さえ崩さねば居眠りも...。つまりは正副委員長の監視カメラのようなものでどうも落ち着かん。
委員長なんてのは挙手した人物を指名していれば事足りるなんて安易に考えられては困る訳で当事者の質問の意図は何か、役所側の答弁にごまかしはないか等々、多少なりとも頭脳が働いとる上に看守付きとあっては終了後の疲労度が一介の委員とは全然違う。ということで、迫る代表質問の原稿を下に委ねていたんだけど、随分と多くの割当を課せられて、「こりゃほんと私の分かね?」と聞けば、「えぇ」とそっけない返事。作成そのものを委ねたつもりがよもや分担の権限を付与されたものと...今さら断るのもみっともないし。
それが六だか八だか忘れたが、全体のウン割を手がけているというのがOセンセイ(当時)の自慢で百数十頁中それだけの原稿を数日間で作れるはずもなく、時折、覗き込んでは求めてもいない助言をした隣の分もカウントされればさもありなんと。されどおだてておけば次から次へと仕上げる博識ぶりはさすがなもので。佳人薄命、そんな都合のいいセンセイも天に召されてしまったもんだから渋々と資料集めに奔走していたんだけれどもそんな委員長の苦悩を忖度してか届く一枚には氏名こそ伏せてあるものの「...に関するメモ」とあった。
メモに端を発したどこぞの騒ぎもこんなもんだったりもして。肝心の原稿?ちゃんと鋭い視点で「自ら」やりますゆえ御心配なく。
(平成29年6月5日/2353回)

川崎市議会議員 山崎なおふみ

川崎市議会議員 山崎なおふみの公式ホームページです。