秋合宿

フルマラソンの完走を年の目標の一つに走り続けて18年。今年は秋のウルトラマラソンに挑戦したもんだから年末が寂しくてかなわん。やはり年末にゆく年を振り返りつつ、自らの限界に挑戦し、真っ白な状態で完走を遂げるという「贅沢」を味わう為に師走の大会へのエントリーを終えた。
かつてはセンセイの腕の見せ所も今や全て公開抽選にて何の役にも立たぬこの分野。それでも口を利いてもらえば確率が...絶対に「上がらない」んだけどその神通力を未だ信じておられる方も居たりして無碍に断るのも忍びなく、依頼主には昨今の事情をキチンと説明した上で、然るべき責任者には「私の関係者だから...」と伝えておく。
不慮の事故にて御子息を失った母親の元に届いた市営住宅の当選通知。御子息が母親との同居の為にと申し込んだらしく悲しみの癒えぬ中、息子の置き土産と窓口を訪ねれば身内といえども当人以外は認めぬとのつれない対応に何とかならぬかと相談をいただいた。
泣きっ面に蜂とはこのことで特別な事情を有するのだから情状酌量の措置があって然るべきだと思うんだけど、あまりにも情の欠片もない姿勢に憤慨して直談判に及んだものの、規則は規則の一辺倒にて母親にこちらの非力を詫びたのが数ヶ月前。が、この秋の募集で不思議と当選されたそうで入居が叶ったと喜びの御電話をいただいた。何やら私の口利きの成果と信じておられるみたいなんだけどまぁそんなもんなんだろうね、上手くいく時ってのは。いや、公開抽選といえど抜け道があったりして...。
さて、私が名ばかりの会長を務めるゲートボール連盟の恒例の秋合宿が外房の保養地で行われていて誘いをいただいた。これが夜席の酌夫というよりもちゃんとした仕事、御当地には立派な施設があるとかでぜひ本市にも同様のゲートボール場を...ということらしく。さすがにこの御時世に「専用」はキツいと伝えてあるものの、それがテニスと共存を図れるものにて百聞は一見に如かず、一度は見るべしと請われて。私の車にはカーナビなんて文明の利器は搭載されていないからね、そりゃ随分と遠かったよ。
九十九里浜に面し、一年を通じて穏やかな天候に恵まれる千葉県白子町はスポーツに最適。見渡す限り一面に広がるテニスコート、その一部をドーム化して全天候型の施設に。屋内ともなれば天気は無関係にて心おきなくプレーが可能。それほどの施設である以上はてっきり市の施設かと思いきや地元の旅館の所有だとか。となればその建設費もべらぼうに高くはないはず。
そう、スポーツ施設といえば東京五輪の競技会場の見直しも大詰め。本市内でも民間活力を活用してスポーツ施設の整備が進むも金額的な折り合いがつかず本命の相手も辞退をチラつかせていると噂に聞いた。具体的な額こそ聞かぬまでも市がケチったというのが本線ながらも相手が役所なだけにゴネ得を狙って足元を見られた可能性もない訳ではなく。単なる金額の多寡以上にそのへんの見極めというか役人の交渉能力も問われている。
(平成28年11月9日/2303回)

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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