避難所

「折り入っての相談なんだが...」とK兄。また、途方もない難題でも押しつけられるのではないかと表情を曇らせてしまったんだけど受話器の向こうには見えぬ訳で。聞けばどこぞの団体旅行に欠員が生じていてそちらの資格を有する私に何とかならんかとのこと。目下戦力外、最下位の私に指名が回ってくるなんてのは上位者が体よく断った証。
確かに「育休」なんていわれてもまだまだ封建的な社会に生きる勤め人には平日の休暇取得はキツい。それに比べりゃ目一杯なんていっても所詮は「会合」の類にてそれで解雇される訳でもなく、平日は本会議だからとカッコつけてみても議事録の欠席者の欄に氏名が記載される位で演壇者じゃあるまいに大して役に立っとらんといわれれば返す言葉もなく...。
「手帳見た上で再度」と伝えたのが運の尽きで脈アリと見られたか夜討ち朝駆けで早朝に着信があった。「昨日の件は?」とスゴまれて、「未だ調整中」と小さな声で返事をすれば「参加にしとくから」と片づけられてその後処理、つまりは欠席お詫びの電話に追われている。なんて気の毒な職業なんだろう...。
だからバッチなどというものは百害あって一利無し、役人以外は無意味どころか逆効果だからいつもポケットの中に隠してあることが大半なんだけど付け外しが多かったせいか本体と留め具を繋ぐ紐が取れてしまった。見てくれは大差ないからそのままにしていたんだけど、紐が無ければ泥酔した際にどこかに忘れかねず、そりゃ警察手帳の紛失に匹敵する失態だから早めに修理するようにと妻。
確かに自治体によっては本人の氏名席番等が刻印されて厳重に管理されているところもあるんだけど本市は「幸いにも」同じデザインに刻印無しだから万が一のことがあっても足が付きにくい。当選後の一個は無償配布だが、紛失すると一筆したためて新品を購入しなければならず、その際に議会局にはバレるから確かにみっともない。
さて、義援金の類は云々などと公言しつつもこの週末は街頭に立った。幸か不幸か未曾有の大震災の類に遭ったことがないだけにその価値がどれほどのものか知る由もないんだけれどもやはり経験に勝るものなしか過去の被災地からの支援が多いとか。未だ報道で知る以外になく熊本市内でも5万人以上の方々がそちらでの生活を余儀なくされていてごった返す避難所に車中泊によるエコノミー症候群は二次災害。
天変地異は神のきまぐれにて安穏とした生活もいつまで続くか、そんなことから本市を想定してみれば...。およそ緊急的な避難所は公立の小中学校であって、具体的な数値を申し上げれば熊本市は人口73万人に対して公立小中学校数は137校、本市は人口148万人に対して165校で対人口比は熊本市のほうが多い。尚且つ、校庭にしても体育館にしても土地の制約が少ない分、向こうのほうが広いはず。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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