書き順

帰宅時に特訓の場に居合わせた。翌日は漢字テストだそうで出題者は妻。読み書き算盤は反復こそ基本。その様子をしばし見ていたんだけど、「上」の書き順が「縦-横-横」と息子。隣の娘に書かせれば「横-縦-横」にて、そうそう、それが正解。「おい、書き順が違うぞ」と息子に伝えたものの、どうも腑に落ちぬ様子にて辞書を見せてくれたのだが、「縦-横-横」が正しい書き順らしく。いや、でも当時は間違いなく「横-縦-横」と習っただけに...おい、文科省。
詳しい経緯は知らぬが、英国の教育現場の視察だとかで派遣されることになったゆえに「しばし休暇を」と申し出があった。どこぞの御仁と同じで、んなことを「あえて」宣言せずとも勝手に休んじゃえば波紋は広がらぬはずなんだけど私の隣の団長と当人との会話が聞こえてしまった。「そんな貴重な機会は将来ある後輩に譲るもんじゃないのか?」と思いつつ、イニシャルは伏せておくけど私よりも期数が上の先輩。
さて、第一回の定例会の開幕が目前。予算関連の資料は鞄の中に「大事に」しまってあるもんだから新聞各紙の報道が情報源になるんだけど、今後の行財政改革に「家庭ごみの有料化」が俎上に上がっているとか。私が目にした限りでは冊子の中にはそのものズバリの記述はないはずなんだけど役所用語は肝心なことを包み隠すのが得意であって、あの政党の機関紙にもちゃんと項目に挙げられている位だからやはりそちらの方向で進んでいることは疑いなさそうで...。
確かに以前から資料の中には「人口千人当たりの職員数の推移と他政令指定都市平均との比較」との図表が盛り込まれていて、政令市平均を下回る一般管理部門の職員数に対して特出しで槍玉に上げられる「清掃」部門。本市は直営を選択してきたから当時は新人として雇った彼らも今や五十代、年功序列の給与体系に退職金が重くのしかかる。
立派な体躯にヤンチャな連中も少なくないけど否が応でも日課をこなす。以前、私もゴリ押しで現場体験をさせてもらったんだけどほんとにキツい。古今東西、いつの時代も搾取されるのは労働階級であって本市でも事務職よりも下に見られがちな技能職だが、事務職とて果たしてあれに勝る仕事の成果を残しているか。責むるべきは当時の判断であって彼らに責任を押し付けて全て民間に委ねて済む話ではないと思うけど。
清掃と水道こそ市の最重要業務の一つにて急所を握られるようなもんだからそのへんは慎重というか半ば直営は維持すべきではないかと。ごみは生活必需品にてすべからくどこの家庭からも排出されるもの。医療や介護などリスクを伴うものは保険が妥当だと思うけれども清掃のように全世帯が恩恵を享受するものは税の充当こそ妥当であって有料化することで減量化を狙うとかそんな意図だと思うんだけど従量制の課金は制度が複雑化する上に本来は税で補うべき財源が転嫁される事実上の増税のようなもんだから厳に慎むべきと思うけど。
ちなみに資料の巻末には身近な施策における財政負担に関する記述があって、「保育園の運営に要する経費」は園児1人あたり年間154万円でうち保護者負担は38万円、介護保険サービスに要する経費は対象1人あたり161万円うち保険料での負担は36万円。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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