ついで

いつぞやの出張の折に生まれた空白の時間。某名所に連れて行けとの命令にレンタカーを借りて運転手をさせられた経験を有するんだけどこんどは訳あって別な人物の運転手を仰せつかることになった。
わが会派の主軸打者で私が末席を汚す総務委員会の委員長を務める、ってことは人物が特定されちゃうんだけどYセンセイが足の腱断裂にて手術をされた。断裂に至る詳しい経緯は省くが、踵(かかと)を地面に付けぬようにとの医師の指示に不自由な生活が続いているとか。
勿論、運転などもってのほかで移動については御子息や父君がその役割を担われていたんだけど、区内ならまだしも十キロ以上離れた役所の往復となればさすがにキツイ。当人とて私よりひと回り、いや、正確には...まぁいいや。父君も結構な年齢であるし、御子息君とて青春を謳歌する年頃にて親の世話どころではない(はず)。ということで送迎を申し出た、ならばカッコいいんだけど実は一期下のHセンセイから不憫ではないかと打診があって諸般の事情を勘案すれば私が適任ではないかとのことらしく...。
そりゃあくまでも「ついで」だから送迎自体は大した手間ではないんだけど、大変なのは...車中の会話。気を遣われるのは得意なんだけど相手に気を遣うのは不慣れな上に異性なもんだから...。ここだけの話、当人によれば手術の際に見た夢が仕事の夢だったことから身動きが出来ぬ自宅ではここぞとばかりに仕事を忘れて断捨離に夢中だとか。睡眠中の夢が仕事とは私もかくありたいもの。
どうせ外出自粛令が下されているのであれば目前の定例会の質問原稿でも...余計なひと言だナ。そんな緊張感に包まれた車中なだけに往路は兎も角もさすがに復路はキツい。当人よりも遠路は団長以外に私と同区のOセンセイ位なもの。で、居合わせたOセンセイに「実は今日の帰りなんだけど...」-「電車なので...」。おいおい、まだ用件を言っとらんぞ。ちなみに全治2ヶ月だとか。
さて、そんな委員長不在の中、常任委員会の行政視察を終えた。視察先は新潟市及び長野市。今年は北陸新幹線の開業効果か視察先は金沢市が人気だが、別に観光に行く訳ではあるまいし、そんな大人数で押しかけても見れるものも見れぬし他会派のセンセイに気も遣う。ならば気心の知れた同僚若しくは勝手気ままの一人こそ...。
そう、御当地の御曹司が大学時代の同級生にて案内役を務めてくれるのだが、丁度いい季節だけに近隣の視察にかこつけて...。とりわけ、陸の孤島、福井県などは注目の的。農協改革の急先鋒JA越前たけふや鯖江の眼鏡も気になるが、多世代同居が多い北陸地方は共働き家庭も多く、全般に都会よりも裕福な生活を送っているとか。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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