柳に風

そうそう、大学の「先輩」にあたる無所属の小田理恵子センセイが今回の決算審査の中で競輪事業特別会計から一般会計への繰出金について質問をされていた。競輪事業は特別会計の中でも余剰金が生じる優等生。毎年一定額を一般会計に繰出した残額を整備基金に積み上げているが、本来は逆、つまりは一定額を基金に積み立てた上で残額は全て一般会計に還元されるべきではないのかと。いつも寝ているフリしてちゃんと話は聞いているんだよナ。
さて、おらが区内のはるひ野小中学校は今回の中学校給食と同じPFI手法が採用されていて、随分と前に承認したはいいけれど今以てそれなりの頻度で契約金額の変更に関する議案が上程される。「児童生徒数の増加に伴い...」との理由にその位は予め見込んでおかんのかとつい言いたくもなるだけに...。「よもや今回はそんなことはあるまいな」との質問に現行の児童生徒数の2割増まではOKとの回答。2割の余剰があるのであればその分を減額した上で、もし必要とあらば都度議会の承認を得るべく...あれ?さっきと逆だナ。
他人様の話をじっとだまって聴いているのは結構しんどい。退屈しのぎに隣のMセンセイをチラ見すればノートにメモがびっしり。それが尋常ならざる量でB5版ノートを2つ折りにして小さい字で埋め尽くされている。方や私の前は当日の次第のA4用紙に雑然と置かれた議案書「のみ」。そんな日本共産党のMセンセイがこだわったのは配膳用のコンテナの幅なんだけど、どこぞの中学校のエレベーターに入らないんだとか。当初は検討すると伝えられていたものの、約束を反故にされたとかで「あれだけ検討するって言ってたのに...」と落胆の御様子。
センセイ、「検討する」ってのは役所用語で「やらぬ」ってことなんだよと宥めたつもりが妙に情が移ってしまい、「全体の額が額なのだからその位は融通を利かせんかっ」と逆にこちらが憤慨してしまって...。まぁそんなこんなで採決は閉会前日の午後7時過ぎ。会期の延長も選択肢として浮上し、ギリギリの折衝に最後の最後まで部屋内の協議も紛糾。
およそその手の着信がある時は決戦前夜であることが多いんだけど団会議でも数が左右するから多数派工作が仕掛けられる。といっても私などは謀反を企てるほど腹が据わっていないだけにむしろ優柔不断な性格を見透かされて...。それが「特定の」人物にくるもんだからそのへんの動きが部屋内の軋轢を生む原因。こちとら日和見主義なもんだから一応恭順な姿勢だけは示しつつ、いなさぬまでも柳に風と受け流すのが最善。下手に返事をしようものなら離間工作に利用されるだけだからナ。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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