二枚半纏

「たまにはどうか」と御誘いをいただいて御年配の紳士と食事を御一緒することになった。帰り際に渡された手土産には御車代の封筒。例えそれが純粋な善意であっても他人様との間に借りは無いに限る。相手の店である以上、御勘定の際に「今回は私の負担で...」などとみっともない真似は出来るはずもなく。
そんなことを見越してとびきり上等なワインを贈り物にするべく銀座を訪ねた。それにしても外国人観光客、とりわけ此の国の圧倒的多さに改めて驚かされるが、店内にまで...。銘柄は既に決めていたんだけど当時に比べて随分と割高。そういえば隣国の需要にワイン価格高騰なんて記事あったナ。ということで当日は旨い鮨を遠慮なく御馳走になった。
さて、細山と高石という地区が私の膝元中の膝元になるんだけどこの週末に細山神明社の祭礼を終えた。細山は御神輿、高石は囃子と大太鼓の巡行のみなんだけど祭礼時には往来が慣例。支援者の御好意で両方の半纏をいただいているからそれぞれに合わせて半纏を着わけるんだけど今年は何故か細山の際も高石の半纏で...との命令が。
それもそのはず高石神社の例大祭には細山から結構な応援が駆けつけたもんだからそれと同等若しくはそれ以上の担ぎ手を出さねば村の名誉を損ねかねない。でも、そんな対抗意識というか気概って大事だよナ。何で今日は相手方の半纏なんだって方も居たけど、それにもまして「だいたい二枚半纏なんてのは心がどちらにあるのか分かりゃしない浮気もんだ」なんて揶揄される始末。まぁそのへんは大目に見ていただいて...。
さて、昨日の続き。波乱含みの要因は本市の公立中学校における完全給食の事案。それを大々的に公約に掲げた市長が当選されただけに実現の方向性には大筋合意の各会派も懸念されるのは多額の将来負担。本市の「南部」「中部」「北部」の3カ所に新たに整備される給食センターは建設から管理・運営を含む資金調達まで一括して民間に委ねるPFI手法が採用されるものの、その総額は数百億円規模。
中でも検討は一足早く進んだ「南部」給食センターに関しては今回の定例会に議案として上程されていて、そもそも真っ向から否決できるような事案ではない以上、「早目に」結論を得るべきではないかとも思うんだけど、今回は「継続」とした上で、次の定例会に上程が予定されている「中部」給食センターと「北部」給食センターと一括して承認してはどうかとの声も...。
中にはそもそもゴネることが目的の面々もいる訳で、数百億円もの承認を求める以上はその妥当性を理路整然と説明する位の万全の態勢で臨まねば狡猾なセンセイ方の格好の餌食になりそうなこと位は分かりそうな気もするんだけど...。なおふみの「なお」は素直の「直」だからゴネるのは得意じゃない。やはり余計な軋轢は生まぬに限るし、不毛な対立に首を突っ込まぬ性分だけど、次の定例会まで継続することに対して特に支障を来すとされる明確な理由が示されないとか。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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