現在調査中

分科会1日目を終えた。私が所属する総務分科会は他の分科会に比べてダントツに所管局が多い。まずは総務局に関する質疑からなんだけど危機管理室が含まれるだけに今回の集中豪雨時の対応に関するものが大半を占めた。
集中豪雨における避難勧告に鳴り響くサイレンの音、外に出ればサイレンの意味が分からずに右往左往する近隣住民。不安だけが増幅され、現在の状況を確認すべく閲覧しようにも本市が運営する災害情報ポータルサイトには繋がらない。それだけ勧告を頻発すればシステムにどれだけの負荷がかかるか分かりそうなもんだけど...。そのへんを網羅した質問を私の一巡前に新人のSセンセイがぶつけてくれたもんだから私の質問は1項目「災害時における個人情報の取扱」のみ。
このたびの豪雨災害において甚大な被害を受けた茨城県内の某市における行方不明者を巡る一連の対応について個人情報に配慮して公表を差し控えたことが安否確認の遅れに繋がったとされている。結果的には全員の安否が確認されたものの、その間も関係機関による「必死の」捜索活動が継続されていたというから突然のタイミングで「やっぱり全員居ました」では...。個人情報保護法とて災害時など個人の生命、身体、健康又は財産に対する急迫の危険を避けるためにやむを得ないときには、警察などの関係機関等に対して情報を提供できるとの規定があるだけに、仮に本市においてもそのような状況に陥った際の個人情報の取扱を聞いた。
「災害の規模や行方不明者等を踏まえて適宜判断したい」との答弁に「(緊急時において)氏名公表もありうるのか」と再度詰め寄った。昨今は災害時要援護者の避難支援制度も然り個人情報保護にこだわりすぎるあまりにかえって不都合な事例もあることを指摘しつつ、人命救助等の緊急時においてはとりわけ臨機応変に対応すべきと述べた。役所側とて「適宜判断」としか言いようが無いのは承知。それだけに危機に遭遇した際の指揮官の判断って大事なんだよナ。
そう、当日つい気になってしまったのが、一巡前のSセンセイの質問に対する答弁。防災情報ポータルサイトのアクセス不具合についてその原因を問うたのに対して「現在調査中」と。「事実関係を把握次第...」とは不都合な時に用いられる常套句だが、既に1週間が経過するのに今尚調査中とはこれいかに。ましてや危機管理に関わることだけに看過出来ぬ答弁。想定以上の負荷が招いたシステム障害であることは一目瞭然のはずなのだが、まさか、相手が新人だからって...。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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