禁断の果実

ラベルに記載された「~クリュ」って格付けを意味するんだけど、「グランクリュ」と記されたブルゴーニュの白ワインとアフリカのコーヒー豆が土産らしく。ワイン以上に不思議とコーヒーにそそられてしまうのは気のせいか。
久々にどうかと誘われて指定された日本橋の鮨屋に顔を出した。話題の商業施設の一角に陣取る店舗の面積は広くない。相手に任せた以上は文句を言ってはならんのだが、さすがにちと狭すぎぬか。安かろうまずかろうはやむなしにしてもべらぼうに高い割に...とあっては。
が、いづれも旬の食材に趣向を凝らした一品は老舗にもひけとらぬ旨さ。で、肝心の勘定は割安感十分。最近、ある経営者の方から「いいものを適正な価格で」とさりげない一言を聞いていい姿勢だナと思ったんだけど安すぎず高すぎず御客様が満足されるのが一番。安けりゃいいってもんでもない。
さて、本題。「つべこべ言うなら多数決で」と発言の機会を狙っているんだけど、余計な発言をせぬよう上から釘を刺されていて毎回もどかしくじっとしている議会運営委員会。そちらの議題が新たな総合計画に関する全員協議会の際の質問時間になった。全体の所要時間が議席数に応じて各会派に割り振られるんだけど無所属の扱いをどうするか。
議会運営は会派が原則となるだけに彼らは発言権すらないまな板の鯉にて各会派の動向をじっと注視するばかり。群れに属さぬ一匹狼の連中にて機会を与えた途端に...なんて意識もどこへやら。おひとよしなもんだから大幅に譲歩するわが会派に対して難色を示す他会派のせめぎあい。それもそのはず、無所属に与える時間は自らの発言時間を削って捻出せねばならんだけにおいそれと賛同出来ぬとのことらしく...。
そう、この週末にいろんな資料を物色していたんだけど、今回の計画の実施にあたっては来年度以降3ヶ年で減債基金から合計339億円もの借入れが見込まれている。減債基金はあくまでも市債の償還財源の為の基金。市債発行の翌年度から発行額の30分の1づつを積み立てることで償還原資を枯渇させない仕組みなだけにそこからの借入れは将来に禍根を残しかねない禁断の果実。
また、過去十年間の財政状況を見るに義務的経費の比率が既に50%を超えて財政の硬直化が指摘されているんだけど、中でも生活保護や保育園の運営費などを含む扶助費の伸びが顕著にて過去十年間で487億円の増。一方で、本市がこれまでに進めてきた行財政改革には出資法人の再編や補助金の削減、事業の見直し等々が含まれるんだけど何といっても職員数の削減が柱。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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