飯の種

報道への圧力。「俺を叩くのも結構、それが彼らの飯の種だ」と度量を見せた当時の総理と今の総理を比較する向きもあるようだけど、いい得て妙なのは、今回においても報道の自由を侵害されることへの必死の抵抗という以上にそれが政権を叩く格好のネタ、つまりは「飯の種」になったってのが隠れたホンネではないかと。
まぁそれだけ脅威とされているんだから悦に入ってても良さそうなもんだけど兎に角あちらさんだけは怖いもの知らずだからね。私なんかも今回の改選を機に市連の広報の責任者を外されちゃったんだけど、もしやあちらの陰謀ではないか...なんて。少なからず客観的なのは番組欄と死亡欄位なものでそれ以外の記事は世論誘導について何かしらの意図が含まれているもんだからそのへんを見透かした上で物事を冷静に判断出来る見識は有したいもの。
さて、日本年金機構の情報流出問題。国民の皆様の大事な個人情報を預かる公の機関として自覚の欠如や杜撰過ぎる管理体制は批判されて当然なんだけど、一方的な袋叩きに同情出来ぬのも消えた年金への恨み、か。盗まれた情報は返って来るはずもなく責任者がお詫びと再発防止を約束して閉幕。万全のセキュリティ対策を講じるなんていうけれどもそれとて税金。で、どれだけ対策を講じようとも「上手の手から水が漏る」の格言が如くどこかしらに欠陥はあるもの。疑ってしまえば内部の職員が持ち出す可能性だって否定できないし...。
むしろ当事者の責任追及以上に誰がどんな意図でその情報を狙ったのか、その犯人像の特定も併せて行われるべきではないかと思うんだけど...。それだけの専門家が育っていないんだろうナ。わが国では情報を盗られた側が延々と非難され続けるが、これは伝えるメディアの意識の低さだと雑誌「選択」の巻頭インタビューにて慶應義塾大学の武田圭史教授が述べていた。
個人情報の流出といえばサイバー攻撃以外にも...。教師が生徒の情報の入ったUSBメモリを紛失したとの報道を時折見かけるが、つい最近本市でもそんなことがあったようで。報道によれば「同教諭は自宅で作業をしようとUSBメモリなどを持ち帰る途中、同僚と飲食店で飲酒。自宅近くのバス停でバスを降り、その場で寝てしまった。翌午前3時ごろ、バッグがなくなっているのに気づいた」と。我が子のテスト結果などがバレても然して気になるもんでもないと思うんだけど、今や個人情報に過敏な時代。
が、それ以上にそこまでつまびらかになっちゃえばいい笑い物。教え子にもそんな目で見られる上にすぐに異動だって保護者が騒ぐ時代だからナ。当人の性格によっては精神面に後遺症を抱えちゃう上に教師の権威も失墜して...。で、そこまでの大事になってしまうんだから紛失しても内緒にしておこうって思うヤツが居ないとも限らない。だから表に出ないだけで個人情報の流出はあくまでも氷山の一角。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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