全仏オープン

Gも首位目前。こちとらセパ交流戦すらも機会が無いというのに当人はモナコにカンヌにパリと旬な土地を渡り歩いているそうで、F1に映画祭に全仏オープンと贅沢三昧。腹いせに「some bottles of wine, please!!!」とメールを送ったら「既に買ってある」と日本語で返事が来た。なかなかよろしい。
さて、知人の勧めで一冊の本を読んだ。近藤誠著「家族よ、ボケと闘うな!」。明らかにそちらを意識された題名なんだけど当人は医師ならぬ公務員。同姓同名の医師による著書は「患者よ、がんと闘うな」。刻一刻と死期迫る恐怖、以前はガンだが、今は認知症。壮絶な闘病生活に自問自答の日々。手記というか備忘録に日々記憶が薄れることへの苦悩が窺い知れる。思い出せないストレスに募る苛立ち。家族もつらいが本人とて...。
ということで今日は介護の話題から。税金や保険料で賄われている以上、家政婦的な仕事を介護保険制度の枠組みの中で行うのはいかがなものかという議論は絶えないが、そんな隙間を埋めるのはヘルパーの善意。当人を見るに忍びなく、その程度のことであれば...と。さりとて、あくまでも善意なのだから時に手伝えぬこともありそうで。
昔であれば隣三軒両隣が助け合ったもんだけど、こんな御時世とあってはあまり期待も出来ず...。でも、三軒ならぬ十軒隣ならいるかもいるかもしれぬ。近隣関係の希薄化が進む中でも支援を必要としている人と手助けをしたい人のニーズがマッチすれば近所関係も好転するかも。近くて遠い近所関係の改善は課題の一つ。
そんな「ちょいボラ」の視点から近隣の方々の手助けが出来ぬものかと相談をいただいた。本市の中でもうちの区は横浜市、町田市、稲城市に隣接するから他都市の動向に敏感。稲城市が先駆的な取り組みで有名だとかでちょっと状況を見て来てくれぬかと支援者から依頼をいただいた。お安い御用で。稲城市といえば「主婦が幸せに暮らせる街ランキング」で全国第2位に選ばれた人気急上昇の注目市。
ということで稲城市社会福祉協議会をアポ無しで訪ねたんだけど職員が快く丁寧に対応して下さった。全国に先駆けて平成19年に創設された同市の介護支援ボランティア制度は全国から視察が殺到、つい最近も北海道恵庭市から。ちょいボラの精神を当事者の介護予防に繋げようとする試みで、施設における要介護者の話し相手から配膳・下膳、ゴミ出しに電球交換、家具の移動等ちょいボラをすればポイントがたまる仕組み。
単純に50回で5千ポイント。そのポイントは翌年度に5千円に交換可能。人口8万5千人の稲城市の登録者数700人の稼働実数300人で予算額は150万円。ってことは人口の約0.3%だから本市に換算すれば対象者約5千人に支給額は3千万円。小学生への表彰状が如くそれが生き甲斐に繋がるのであれば...。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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