メーデー

何を隠そう「ゴルゴ」ファンの一人なのだが、さいとう・たかを氏の自叙伝なるものがあるらしく、そのタイトルはズバリ「俺の後ろに立つな」(知っている人にしか通じないか...)。
でも、んな本は古本屋位にしかなさそうだから、あちらのサイトにて検索すれば...あった、あった、中古本にてなんと本体43円也。それに配送料を含む手数料257円の計300円にてそれっぽっちでは梱包の手間賃すら出ぬではないか。が、消費者にとってはこれほど便利な仕組みはない。尚且つ、顧客の嗜好に合わせてお薦め本なども表示されちゃうんだからスゴい。
でも、それだけ顧客情報が筒抜けってことであらゆる方面にそのデータが利用されている訳だからやっぱりコワいよナ。まぁそれを言うなら公立図書館とて似たようなもので一長一短。万人に「全て」納得される都合のいい話なんてのは滅多にないから...。
さて、川崎市といえば労働者のまち。長らく革新市政なんてのが続いちゃったもんだから未だに市役所前では大々的な街宣活動が行われることが少なくない。それが役所の業務時間内に行われるもんだからうるさくてかなわん上に本市のイメージダウン。通行人も眉をひそめてるよ。
「派遣の全面禁止を断固求めていきます」と、それがメーデーのデモ行進に向けたアピールらしいのだが、でも、派遣を全面禁止すれば失業者は更に増えぬか。そもそもに派遣に比べて正規雇用は社会保障や福利厚生に手厚い分、会社における1人あたりの人件費負担は重くなる。となると雇用の枠が狭まるのは自明の理なんだけど。その職種は正規雇用じゃなくても短期的な派遣で十分ではないかと門戸が開かれたはず。採用の幅が広がるとともに雇用の流動化が進み、そこで認められれば正規雇用への道も開ける。
正規雇用か派遣労働か、そりゃあくまでも経営判断ってもんであって不当解雇云々なら話は別だけど他人様がとやかく言う話ではない。「こんなちっぽけな給料で働けるか」なんて愚痴る前に新天地を求めればいいではないか。まさに鎌倉幕府時代から連綿と続く御恩と奉公の精神。「こんな私のようなものでも雇ってもらって申し訳ない」-「いやいや経営が厳しくて安い給料ですまん」とおたがいさまの精神こそ日本の雇用慣行だったはずなんだけど、あえて雇用不安を煽ることで労使関係を拗らせ政治的な勢力拡大を狙うあちらの暗躍が見え隠れ。
外資系企業なんかいってみなされ、もっとドライだよ。売り上げが達成できなきゃ即クビも覚悟しなきゃいけないし、あくまでも契約だから「嫌なら辞めろ」って露骨だよ。が、雇われるほうとて負けちゃいない。他から破格の提示でもあればすぐ移籍しちゃうんだから...。で、今日の結論なんだけど、他国に比べて日本は格段に労使の「労」が恵まれている。経営者だって創業家以外は大企業の社長っていったって年収2~3千万円でしょ。ハゲタカ外資の一介の社員のほうがよほど貰いは大きい。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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