しんゆり

昨日が道路網ならば今日は鉄道編。そのへんを整理してみると周辺の大きな動きは三つ。まずは、昨日の小田急線新百合ヶ丘駅までの複々線化、これは現在の東北沢~世田谷代田間の終了後にどうなるか。そして、次は、小田急多摩線の延伸、これは相模総合補給廠の一部が返還されたことを受けて相模原市が運政審における格上げを国に求めている。
そのへんは今暫く時間を要するものと思われるが、早期実現が期待されるのが、何といっても横浜市営地下鉄3号線の延伸。これまでも紆余曲折があって、何度か機運が盛り上がったものの、当時は「しんゆり」もブランド化されていなかったから横浜に綱引きで負けちゃうんじゃないかってストロー効果でびびっちゃった。でも、それはあくまでも一方の都合であってその代償として利便性が損なわれるのは大きな損失。規制に守られた業界は成長が鈍る、成長力が阻害されるのは過去の教訓か。
そのへんの事情を抜きにしてももっと早く実現可能な路線であって、機を逸しちゃった裏事情は...。そのへんはまたいづれ話す機会もあると思うけど、ここまで先延ばしになって新たな懸念が浮上しつつある。それは何を隠そう財政負担。あと5年早ければそれなりの余裕があったはずなんだけど、繰り返すまでもなく、今はインフラよりも...子育て支援。重くのしかかる将来負担に躊躇する可能性はゼロではない。
新百合-あざみ野間の電車迂回は30分、混雑時のバスで1時間、されど、地下鉄が繋がれば「たった」3分。当時6千億円もする壮大な縦貫鉄道計画を予定していたのだからその十分の一で結べるメリットは抜群に大きい。今となっては横浜市民に小田急線や「しんゆり」アクセスを求める声も少なくないとか...。
周辺計画が目白押しで今後益々注目を浴びることが予想される「しんゆり」だが、一方において駅周辺ではインフラ整備が追いついていないことから慢性的な交通渋滞に悩まされている。当時の警察関係者がつぶやいた。「センセイね、乗降客10万人を超える駅であのロータリーはないよ」。そう、駅の北口エリアには区役所や消防署、図書館や市民館などの公的機関が立地する一方で狭小な駅前ロータリーや狭い歩道の改善に多くの声が寄せられている。
区制発足当時の麻生区の人口は約9万6千人だったものの、現在の人口は約17万4千人。公的施設の再配置を含め、現在、市が保有する約2万平米の土地の有効活用を図るべきではないかと市に求めているのだが、区役所の耐震性は基準をクリアしていることから「特に問題ない」だって。そういう話じゃないんだけど...。

川崎市議会議員 山崎なおふみ

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